ゆるい日々

嘉門ちゃんはベッドで光る画面をじっと見つめています。
ジュースとお菓子が散乱した部屋で
時間を忘れて趣味に没頭する嘉門ちゃん。

そのまま日没を迎え、暗闇に包まれた世界の中で
モニターの光だけが輝いていました。

鴨のお引っ越しのニュースが目に飛び込んできました。
遠い記憶が蘇ります。
鴨 豊かなる土地 で検索しますが、何も見つかりません。

「みんな…」
すっと起き上がった嘉門ちゃんがカーテンを開けると
窓の外にたくさんの星がきらめいていました。


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